今年の梅雨はながい!
台風も来そうで来なくて、来なそうで来たりして・・・
強風恐怖症のお袋は(本人談)、天気予報の予報士なみに読めもしないテレビの天気図をフンフンいいながら眺めています。
「恐いのなら見なけりゃいいのに!」
『夕方から風強しって言ってるわ!・・・今日は早よやめよかい?』
『強風注意報がでたわ!・・・もうやめよかい?』
『明日は台風最接近げな!明日は休むやろ?』
いちいち反応するから見ないことを勧めるのですが・・・
「見なかったら見なかったで、どんげなっちょるか分からんから余計恐いじゃろ!あんたにゃ迷惑かけちょらんからいいじゃろが!」
確かに、実質的な迷惑はありません。
たしかに無いのですが・・・『仕事をやめようやめようとする、ネガティブな言動でいちいち僕を巻き込む精神的苦痛はどうしてくれるんですか!一生懸命働いているのに「そんげ焼いてから!」とまるで悪いことをしてるかのように言われるこのやるせなさをどうしろというのですか!』
しかも、普段ただでさえお互い『感じ悪いな・・・』と思い合っているのに、台風の時期は5割り増し・・・いや倍がけで感じが悪くなります。
それが僕に対してだけならまだしも、
「ヘルメットはもったけ?」「免許証は?もったっけ?」「お金は?それじゃ足りないじゃろ!」「○○も忘れんじょって(買ってきて)ね」「△△だけ買ってくればいいから!」「それから□□も買ってきて」「ついでに私の風邪薬も・・・」
買い出しに行こうと準備する親父の後ろをまるでストーカーのようにつきまといながら、一挙手一投足にあーだこーだ文句をいいながらついて歩きます。
「そんげいうならお前が買いに行け!」
気が長い、温厚な親父もご立腹です
「そんげやって私しゃいーっつもおこられるばかりで・・・二人がかりで私をいじめてから・・・」
いじめてるわけじゃ無いんです!やかましいから、やかましい!と正直に言ってるだけなんですけどね・・・。
そうやって出かけた親父が
「暑ちなったから、カキ氷始めないといかんやろ!」
買い出しの途中に、氷屋さんに立ち寄って『カキ氷用のブロック氷』を買ってきたのは先週のことです。
「なんけ!私しゃまだせんで良いと思う!反対!反対!反対!」
え?なんで反対なのか理解に苦しみます・・・
「私しゃせんからね!私しゃ絶対にせんからね!」
そんな無駄な抵抗をするお袋でしたが、カキ氷スリ機を見えるところに置いてみたり、チラシをつくって目につくところにそっとおいてみる等々草の根戦術が功を奏し、本日付でカキ氷始めることにあいなりました!(いよいよもって暑くなったので)
今年も例年通り皆様方のごご愛好のほどよろしくお願い申し上げます。