怒涛の6月でした…。
年間休日24日、一日拘束時間13時間のたい焼き屋が、6月に休んだ日数…。
なな、なんと6日!
あぁ…疲れました。
そして財布も僕も泣きました…。
あぁ…疲れました。
そして財布も僕も泣きました…。
最後の休みは2連休。
上の娘の結婚式では、僕以上に涙を流していたのは下の娘です。
姉のウエディングドレス姿を誰よりも楽しみにし、誰よりも姉の幸せを願っていたように思います。
今は披露宴の招待状も紙じゃないんですね。
アプリなのかLINEなのか、スマホで届きました。
出席にチェックを入れ、最後に「動画を送る」という項目があります。
「あぁ、『ご結婚おめでとうございます!当日を楽しみにしています』なんて動画を送るのかな?」
と家内と話していたら、
「お父さん、成長記録のスライドショー送れば?」
と家内。
実は僕、こういう動画を作るのが大好きなんです。
本当は娘の結婚式でも腕まくりして作る気満々だったんですが、娘には娘の今どきのイメージがあるらしく、お声はかかりませんでした。
でも結果的にはそれで正解。
娘が作ったスライドショーは、とてもよくできていました。
とはいえ、一度振り上げた拳の下ろしどころを失っていた僕です。
「それだ!」
とばかりに、自分なりの思いを込めたスライドショーを作り、招待状の返事と一緒に送りました。
すると、それを見た下の娘が、
「私も作る!」
と。
出来上がった動画がまた素晴らしいんです。
二人の写真や動画を織り交ぜながら、小さい頃から今までを振り返る内容で、お父さんを泣かせる気満々の作品でした。
そんな下の娘も、このたび転職が決まり、別府から宮崎へ引っ越すことになりました。
仕事のステップアップのためです。
当初は金曜日の夜に僕たち夫婦が別府へ入り、夜のうちに最後の荷造り。
翌朝早く引っ越し業者さんが来て、そのまま宮崎へ移動。
翌日は必要な物を買いそろえて終了。
そんな予定でした。
ところが週間天気予報を見ると、引っ越し当日は台風が宮崎直撃予報。
ギリギリまで引っ越し業者さんや不動産屋さんと相談し、一日延期となりました。
土曜日。
僕たちは別府へ向かい、一日かけて荷造りの追い込み。
「明日は朝早いし、お風呂入って寝ようか。」
そんな話をしようとした時でした。
「ガス、もう止まってるよ。」
と娘。
そうでした。
引っ越し日が延びても、ガスの契約は延びません。
一日中荷造りをした五十七歳のおじさん。
我ながら、なかなか香ばしい仕上がり、匂い立つ男です。
「水シャワーかな…。」
と思っていると、
「みんなで温泉行こう!」
そうでした!
ここは別府なんです。
何度も娘を訪ねて来ているのに、なんやかんやで一度も温泉に入ったことがありませんでした。
もったいない!
というわけで、着替えを持ち、靴箱用の10円玉とロッカー用の100円玉を握りしめ、いざ温泉へ。
「ここは露天風呂がすごくいいんだよ!お父さんの好きなサウナもあるし!」
娘の一言で期待は最高潮です。
体を洗い、まずは内湯へ。
やっぱり温泉はいいですね。
少しぬるっとしたお湯が体の芯まで温めてくれます。
続いてサウナへ向かうと…。
三か所とも満員。
座る場所がありません。
ならばと電気風呂へ。
これがまた気持ちいい。
近づけばビリビリ。
離れればビリビリ。
結局、首・肩・腰だけでなく、背中も、お尻も、太ももも、ふくらはぎも痛かったことが判明しました。
そして、いよいよ娘おすすめの露天風呂へ。
ガラッと戸を開けた瞬間…。
そこには古代ローマのコロッセオがありました。
露天風呂を囲むように石段があり、その石段という石段に、おじさん、おじさん、おじさん。
皆さんサウナ上がりでしょう。
思い思いの格好で「整えて」おられます。
その中心にある露天風呂へ、僕は一人、そろりそろりと入っていくわけです。
前を向けば、おじさん。
右を向いても、おじさん。
左を向いても、おじさん。
視線のやり場がありません。
なんだか品評会に出された気分になり、早々に退散しました。
温泉は最高でした。
ただ…。
過去最短、30分で風呂を上がったのも、また事実です…。
これが引越終わりであればもっとじっくり湯に浸かったのですが…明日が本番、身も心もほっかりしすぎるのも良くないと…泣く泣くさっと上がりました。
しかしいい湯でした…