延岡名物 高田万十

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スパイダーマン2巻4巻6巻

   

みなさんはマーベルのヒーローで誰が一番お好きでしょうか。
ソーにアイアンマン、ハルクにキャプテンアメリカ。どのキャラクターもそれぞれ魅力的で、子供心をつかんで離さない存在ですよね。

けれど、僕にとって特別なのはやはり スパイダーマン。アメリカンコミック(当時はそう呼んでいたような気がします)のスパイダーマンです。
「あなたの良き隣人」を名乗る高校生ヒーローの姿に、小学生の僕は胸を躍らせました。

ただ、今思い返すと当時は本当に不思議な読み方をしていたなと思います。
なぜなら、初めて近所の本屋さんで見つけたのが「第2巻」。
第1巻は入荷未定と聞かされ、仕方なくそのまま読み始めました。

確か、ドクター・オクトパスが刑務所を脱獄してくる場面から始まっていたように思います。
「ということは、すでに一度捕まっていたんだろうな」
「しかも捕まえたのはスパイダーマンに違いない」
そんなふうに想像を膨らませながら読んでいました。

巻末には「ボビー」という青年が登場します。アフロヘアに長い手足、いかにもアメリカらしいキャラクターでした。
彼は貧しさや不満を抱えながら、自分で発明したワイヤーを発射するブレスレットの装置と壁をよじ登る人口かぎ爪を使って「怪人プラウラー」としてスパイダーマンに立ちはだかる。
子供心に「なぜこんな装備で悪事を働こうとするんだろう」と首をかしげながらも、夢中でページを追ったものです。

その後、手に入れられたのは第4巻。10号線沿いの大きな本屋さんで見つけました。
ここではボビーが改心して恋人と歩いていたり、スパイダーマンの身代わりを務めたりと意外な展開が描かれていました。
まだ幼かった僕には、その流れの背景がよくわからず、ただ「続きが読みたい」と強く思ったことを覚えています。

さらに年一回の夏休み家族日帰り旅行の宮崎への旅で見つけた第6巻。ピーターが体調を崩し、自らがスパイダーマンとなった経緯を思い出す場面がありました。
そして衝撃のシーン——翌朝、両わき腹から二本ずつ、計四本の腕が生えていたのです。
あの一コマは今でも鮮明に記憶に残っています。

こうして振り返ると、僕の中のスパイダーマンは「ところどころ欠けた断片」をつなぎ合わせた存在です。
第1巻、第3巻、第5巻はとうとう手に入らずじまい。
だからこそ、いまだに心のどこかで「いつか読みたい」と願っているのかもしれません。

もしも当時のコミックを覚えている方、あるいは詳しい方がいらっしゃれば、ぜひ教えていただきたい。
——そんな思いで、今もあの頃のページを探していたりするのです…
吉報を待つ…。

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